エアコンの取り付けはどうする？通販で買ったときの依頼方法

エアコンを購入する場合、家電量販店の他にインターネットを利用する方も多いのではないでしょうか。インターネットは、エアコンの機能や価格などをすぐに比較できるので、用途に合った機器を探しやすくとても便利です。しかしエアコンを安く購入できる反面、取り付け工事まではおこなっていない業者もあるので、注意が必要です。

この記事では、通販でエアコンを安く購入した場合の取り付け工事の相場、業者選びのポイントなどをご紹介します。インターネットでのエアコン購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

エアコン取り付け工事の相場はどれくらい

エアコンの取り付け工事はどれくれいの金額がかかるのでしょうか？エアコン本体+取り付け工事費が、購入費用なため、取り付け工事費の相場を知ることで、予算を立てられるでしょう。

エアコンを安く購入できたけど、取り付け工事費が想像以上に高くついてしまい、結果的に予算オーバーになってしまった…という事態も避けられます。

標準取り付け工事とその相場

一般的なエアコンの取り付け工事を「標準工事」と言います。標準工事の内容は、どこの業者も大きな違いはありません。

具体的には、下記の内容です。

• エアコン本体と室外機が同じフロアでの工事
• 配管パイプは4ｍで足りる
• 室外機は平地またはベランダに設置

このような条件にあてはまる場合、標準工事の費用で収まるでしょう。業者にもよりますが、標準工事は大体10,000円から15,000円くらいが相場です。

標準工事では取り付けられない場合とその追加料金

エアコンの設置場所や家の造りによって、標準工事で取り付けできない場合があるので注意が必要です。

たとえば、エアコン専用のコンセントを増設する必要がある、電圧を100Ｖから200Ｖに切り替えなければいけない、配管の長さが足りないといった場合は追加料金が発生します。

具体的な追加料金は以下の通りです。

• 専用コンセントの増設　10,000円～30,000円
• 電圧の切り替え（100Ｖ⇔200Ｖ）　6,000円～
• コンクリート壁の穴開け　22,000円～
• 室外機の天吊り（ベランダの天井） 14,000円～
• 配管の延長（1mあたり）　2,000円～
• 室外機の屋根置き　13,000円～

よくある追加工事の料金を紹介しました。追加料金も業者によって価格は違いますが、業者選びの目安にしてください。

取り付け業者選びのポイントとは？

「値段は安いけど、技術もイマイチ…」「値段が法外に高い！」このような業者を選ばないよう、しっかりとリサーチをすることが大切です。それでは、どのようなことを注意して、業者を選べばいいのでしょうか？

今はどこも自社サイトを持っているので、検索をすればたくさんの工事業者を見つけることができるでしょう。そのなかから、自分にとって最適な工事業者を見つけるポイントをご紹介します。

地域密着型の優良業者を選ぶ

まず避けたいのは、「安さ」ばかりを強調している業者です。工事内容について詳しく掲載していない場合は、さらに注意が必要です。安くても工事内容が手抜きの場合、エアコンが持つ機能を最大限に活かせないばかりか、故障の原因になることも。トータルで安くできても総合的には損をするケースもあるので、安すぎる業者には注意しましょう。

逆に工事内容をしっかりと紹介していて、技術を売りにしている工事業者は信用できると言えます。地域密着型ならば、なお良いでしょう。地元を拠点にしている業者の場合、悪い評判は命取り。またたく間に悪い噂は広まり、信用を失ってしまいます。

技術に自信がある地域密着型の工事業者なら、失敗する可能性は低いと言えるでしょう。「安さ」よりも「コスパ」がポイントです。

工事後の保証内容を確認する

エアコン本体の保証とは別に、取り付け工事の保証があるか事前に確認しましょう。取り付け工事日から2年、3年といった保証をつけている場合があります。

保証がついていれば、施工が原因と思われる期間内の故障は無料で修理してくれます。保証がついている工事業者ほど優良である可能性が高いので、業者選びの目安にもなるでしょう。

価格だけではなくさまざまな視点から、自分にぴったり合ったエアコン工事業者を選び、快適なエアコンライフを過ごしてください。